伊豆大島ウルトラランニング参戦記、その③です。
今回はレース後半~ゴールまでの様子をお伝えします。
走った距離も50kmを超えて、
あと上り2kmというところまできました!
もう三原山の山頂近くまできています。
こんな景色の所を走っていきます。
あ、お馬さんもなぜかいました。。。
癒される~。
やっと頂上にある茶屋に到着。
ここではお蕎麦をふるまっていただきました。
美味しかった!!
山頂からの景色です!
どんだけ登ってきたかがよくわかります。
ここからは急激な下りで一気にスタート地点まで
戻ります。ダウンヒルステージです!
気を付けないと膝が壊れるので、慎重に
一歩一歩進んでいきました。
55km通過、6時間20分。
下りとはいえ、ここへ来て
1km4分45秒のペースは結構ハードです。。。
スタート地点に戻ってきて58km。
ここまで6時間30分ほどで来ました。
とりあえず1週目完了です。
後半は足がやられる可能性が高いと判断し、
ソールが厚めの靴に変更して、トレイルラン
用のリュックを装備。中にテーピングや
様々なグッズを詰め込んで、20分ほどの
休憩で、2週目スタートです。
ここからあと1本フルマラソンを走ります。
ウルトラでは60kmを超えると心理的にとても
辛くなります。今回も例外ではなく、しばらく
走れなくなりました。
吐き気と軽いめまいがとまらず、歩いたり
止まったりを繰り返しながら、2km進むと
60kmの看板が。
たしかにもの好きでなければ、2週目に進もうとは
思わないでしょうね。。。
60km通過、7時間5分。
朝走った道をひたすら進みます。
同じ勾配のはずなのに、一つ一つの坂が
足にひびきます。
1週目では左折をして海岸へおりた道を
今度はそのまま直進して、島を右回りに
めぐります。
65km通過、7時間42分。
明らかにペースが落ちています。
このあたりで、意識が朦朧としていたので、
応援団からもらっていた、秘密兵器を服用。
梅干の黒粉で、江戸時代のころとかに
よく使われていたものらしいです。
でもこの秘薬のおかげで、
少しずつ意識がはっきりしてきて、
前に進む意欲が湧いてきました。
68km地点にある椿で満開の公園で少し長めの休憩。
なぜかというと、ここからまた高低差400m登るんです。
流石に走れないので、トレイルじこみの早歩きで
坂を上っていきますが、きつい!
70km通過、8時間25分
このあたりが今回のレースで一番苦しかったです。。。
75km通過 9時間10分。
上り坂は1km9分までペースが落ちていますね。
ただ、安定しているので、このあたりでゴールできると
確信しました。
やっとの想いで坂を登りきって、下りステージへ。
でも足がボロボロで、スピードがでません。。。
80km通過 9時間55分。
85km通過 10時間30分。
80km過ぎの下りで飛ばしすぎて、膝が限界へ。
ここからほとんど走れず、8割歩き、2割走りという
感じになりました。
90km通過 11時間30分
今回のレースで一番時間のかかったラップ。
5km進むのに50分もかかっています。。。
午前中に通った地層帯を今度は逆に進みます。
そういえば、この先に結構勾配が急な坂が
続いていたような。。。
95km通過 12時間5分
13時間を切れる目処が立った段階で、最後の5kmを
堪能しようと、気持ちは観光モードに。
それまで目に入らなかった素敵な景色が飛び込んできました。
あと3km。
素敵な夕日が迎えてくれています!
あと2km。
なぜかここからまだ登るんです。このコース。
あと1km。
ゴールの学校まで、さらに強烈な急坂が続きます。
痛い足に鞭打って、ひたすら登ります。
午後5時45分 ゴール!!!
タイム12時間45分47秒。順位198人中60位でした。
完走メダルをゲット!
たくさんの方々の応援とサポートが身にしみた
レースでした。
この場を借りて深く御礼申し上げます!
ありがとうございました!!
P.S.
翌日、足のリハビリもかねて三原山の噴火口周辺のトレッキング10kmに
行ってきました。あと不思議な秘密の洞窟も訪問しました。
いろいろと不可思議な出来事があったので、またその様子は後日UPします!
ランニング歴4年目です。
フルマラソン初挑戦に選んだのが伊豆大島で、先輩諸氏のご意見探しをしていてコチラへ辿り着きました。
100キロはすごいですね~。
壮絶というか。
ふだん平地しか走っていないので、年末から箱根駅伝の5区を登ってみました。
走ったり歩いたり、歩いたり、休んだり。笑。
いつか私も先輩のように100キロに挑戦できたらいいなと思います。