みなさん、こんばんは。
必殺突破人、服部です!
さて、今回は突破力UPのための8つの方法の3回目です。
今回のテーマは
「集める」
です。
前回の「絞る」というテーマと一部重なる部分はあります。
「絞る」というのが、ターゲットとなる目標そのものを
絞り込むというイメージが強いのに対して、
今回の「集める」というのは、
ターゲットにぶつけるエネルギーを集約するという意味合いが
強くなります。
高い目標を突破するには、相応のエネルギーが必要となります。
自分一人で一所懸命に鍛えてエネルギーレベルを上げても
突破できないのであれば、不足分をどこからか補う必要があります。
この「集める」という行為には、自力だけでなく他力の活用も
含まれます。
ここで頼りになるのが、ビジネスパートナーやアライアンス先、
家族、友人、メンターなどの協力者になります。
目の前の目標を突破したい理由を明確にして、それを突破するために
必要な仲間を探し出して、ご協力いただくことで、
突破に必要なエネルギーを集めるのです。
この時大切なのが、一緒に突破したいと思わせる、
何か光るもの=「魅力」や「価値」
がそこにあるかどうかです。
突破することに強烈な熱意を持っていれば、想いの強さ、熱さが
相手の心に響くかもしれません。
突破したい目標が、大変ユニークで、達成すると世界が変わるような
目標であれば、そうした大きな目標に一緒に取り組むことで得られる
ワクワク感、充実感といったものが相手に響くかもしれません。
突破するために招聘されたチームメンバーがとても楽しいメンバーで
そのメンバーで一緒に何かを成し遂げたいという気持ちが
相手に響くこともあるでしょう。
いずれにしても協力者を募るためには、
相手の心に届くトリガー(=引き金)が
必要になります。
そのトリガーは、相手によって異なりますので、
まずは協力していただきたい相手を観察した上で、
何がその方のハートに響くのかを徹底的に
考え抜いてみましょう。
踏みべきステップとしては
1.壁を突破するのに必要なことは何かを全て洗い出す。
2.そのうち自分だけで出来ることを洗い出してみる。
3.自分だけではできない部分について、誰に協力を仰ぐかリストを作る。
4.自分がなぜその目標を突破したいのか、わかりやすく伝えられるようにする。
5.3で作ったリストを見ながら、相手のこれまでの言動や行動を振り返って
どのようなメリットを感じていただければご協力が得られるか考える。
6.それぞれにアプローチし、突破に不足している部分を補充する。
となります。
優れた経営者は、自分よりも優秀な人材を自社に招き入れて、
彼らが気持ちよく働ける環境=ステージを用意することができます。
自分一人では突破できなくても、優秀な人材を集めてチームを組成することで
大きな力となって難易度の高い目標をクリアできるようになるわけです
難しい問題や高いハードルが生じた場合、責任感を全て一人で背負い込んで
自己処理で対応しようとする経営者も良く見られます。
特に能力が高くて、これまで何度もそうした壁を自分の力でクリアできた
優秀な方ほどその傾向は強いようです。
でも、一人でできること、エネルギーには限りがあります。
目標を高く設定し、影響範囲を広げようと考えれば考えるほど、
その難易度は高くなり、多くの方の協力が必要となります。
大切なことは、いざという時にご協力いただける仲間を常日頃から
育てておくこと。
そして、その仲間に対しても自分もできることを常日頃から全力で
行っておくことがとても大切だと思います。
結局自分が出したエネルギーがそのまま帰ってくるということです。
ここぞという突破力を発揮したい場面に備えて、力を「集める」ための
準備を日々行っておきましょう!