形に込められた意味


世の中にはたくさんのパワーが形に込められています。
昔からピラミッドの形や六芒星などがある種のパワーを
持っていることは有名ですが、身近なところにもそうした
ものがありそうです。

先日フラワーオブライフという書籍を読みました。
古代神聖幾何学の秘密を現代に解き明かし、私達の生命の根源を
見事に開示してみせた人物ドランヴァロ・メルキゼデク氏によると、
すべての生命は“フラワー・オブ・ライフ”が創造のパターンであり、
このイメージにより大いなる存在は、私達を創造されたと説いています。
また、この神聖な図形は私達の身体の中に深く刻まれているため、
どこかで知り認識しているといいます。
“フラワー・オブ・ライフ”の中には、すべての生きとし生けるものの
あらゆる側面が内包されているということです。
すべての数学的な方式・物理的な法則・音楽のハーモニクス・
生命の営み・原子や分子レベル・・・などすべてです。
“フラワー・オブ・ライフ”は、19個の円を持ち、外側を二重の
同心円によって囲まれている姿をしています。

『フラワー・オブ・ライフ:生命の花』は、世界中でほぼ同じ名前で
呼ばれているようです。この名前は、花に似ているという理由だけで
そう呼ばれているのではなく、生命のサイクル・果樹のサイクルを
象徴しているからです。
樹はやがて花を咲かせ、果実を実らせ、その中に種を含み、地に落ちて、
新しい樹を生みます。
実は、この5つの生命サイクルこそは、幾何学と密接な関わりを
持っているのです。

フラワー・オブ・ライフの図形のなかに「生命の樹」が埋め込まれていると
いうのも不思議ですね。

<ツリー・オブ・ライフ=生命の樹>

生命の樹は、カバラ神秘思想の根幹をなすところから、
ヘブライ人が起源だといわれてきました。
しかし、古代エジプト文明の神殿の柱にも彫り残されています。
この“ツリー・オブ・ライフ”の図形が、“フラワー・オブ・ライフ”の
幾何学模様の中に、見事にその姿を顕わしています。
エジプトの柱に見つかった“ツリー・オブ・ライフ”には、
上下に一つづつセンターがつけ加えられ、合計12のセンターが
存在していますが、そのすべてがこの“フラワー・オブ・ライフ”に
見て取れます。
この幾何学模様の2つの円が重なった時に生まれる線を
「ヴェシカ・パイシス」というのですが、“ツリー・オブ・ライフ”に
存在する線は、すべて「ヴェシカ・パイシス」と一致しています。
つまり、この樹は、古代エジプト文明よりも以前に存在し、
私達に大いなる智恵を与えているものだといえるかもしれません。

まだまだ封印されているたくさんのことが世界にはありそうです!


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