久しぶりの「わら」です!


今日は久しぶりに岡山のわらへやってきました!

WaRa倶楽無

昨年はお仕事でよくおじゃましていましたが、プロジェクトが
終了してからはご訪問できていませんでしたので、久しぶりに
船越さんやかおりさん、謙雄さんの元気な顔を見ることができました。

ここに来るといつも美味しい食べものに感動するのですが、何よりも
僕が好きなのがわらの「水」です。ここのお水、おそらく日本で一番
美味しい水ではないかと思います。説明すると長くなるので省略しますが、
水に対するこだわりが半端ではありません!美味しい料理と美味しいお水で
体の芯から元気にさせていただきました!ありがとうございました。

話は変わって、今日ラジオの松任谷さんの番組に鏑木さんがゲストで
出演されました。今週金曜日に開催されるUTMFの主催者であり、日本の
トレイルランのトップランナーのインタビューにとても興味があったのですが、
ここでちょっとご紹介したいと思います。

楽しむ勇気
http://www.tfm.co.jp/partner/life/

元々は陸上部で長距離をやっていて、箱根駅伝に出たいが為に早稲田に行ったんですよ。
当時の早稲田は駅伝があまり強くなく、自分の力で箱根駅伝に出られるとしたら、
早稲田くらいしかなかったんですよね。段々と力が付いて箱根駅伝目前というところで、
非常に重い座骨神経痛を患ってしまい、退部をしたんです。
その為に大学に入って、走れずに終わるのが自分としては辛かったですね。
それで卒業して、地元の群馬に帰って、県庁職員になったんです。
それからは情熱を燃やせるものがなくなってしまって、80キロくらいまで
太ってしまったんです。自分の中では空白の3年間ですね、自分にとって箱根駅伝の夢と
いうのを課題に持ち過ぎていたので、何をやっても気が乗れませんでした。
ある日、地元の新聞を見ていた時に、山の中を泥だらけになって、走っているランナーの写真があったんですね。
それが地元で開催されていた、山岳マラソンでした。
それで、自分がこのレースに出られれば、人生変わるんじゃないかなと思って、
レースに出る為に走り始めたんです。走り始めは辛かったですが、もう一度山の中を自分が走れたら
すごい良い事がありそうだなと思うと、わくわくして頑張ろうという気持ちになれる、
それがモチベーションでしたね。
半年くらいでレースに出るようになって、富士山競争とかは富士吉田市役所が標高700メートルで
21キロ先の富士山頂が3700メートル、標高差3000メートルをだいたい2時間40分で走るんですよ。
すごく楽しかったですね、景色が街からスタートして、森に入って行って景色の変化がドラマチックで、
やっていて”ありえない感”が楽しいですね。
普通の人は歩くのでも大変なところを走るわけですから、苦しいんだけど、
何かおかしなことやってるなという感覚でしたね(笑)。

トレイルランニングはすごい贅沢なスポーツだと思うんですね、登山とランニングの中間みたいな感じで、
ランニングが”Doing=やる事が楽しい”登山というのが”Being=そこに行く楽しみ”なんですね。
トレイルランニングはその両方が出来るんですよ。
野山の良い所で自分の好きなランニングを楽しめる、レース後には温泉に入って、
美味しいものを食べて、帰って来るみたいな、観光も出来ますからね。
僕が思うのは、限界までチャレンジをしたいという気持ちを持っている人達が潜在的に多くいるんだと思います。
レースは30代、40代の働き盛りの方が多く、精神的に疲れていますね。
週末に思いっきり体を疲れさせて、精神のバランスを取ってるという感じがすごくするんです。
そういった意味では山に入って走ると、何とも言えない爽快感があるんですね。
僕が思い出に残っているコースは四国の剣山は楽しかったですね、日本離れしたようで、
森の雰囲気は日本ならではの雰囲気がありつつ、上にいくと絶景が見られるという山でした。
日本はトレイルランニングをするにはすごく向いていると思うんですよね。
日本の山の自然はすごく繊細で、四季がはっきりしていて、北と南の山は違いますし、
バラエティに富んでいます。スピードとか筋力的なものは、若い時に比べて落ちている
というのはわかっているんですけど、スタミナと心というのは歳を取るたびに増しているんですね。
10年、20年、30年積み上げて、初めてほんとのスタミナって出来ていくものだと思います。
これからは、自分の本当の限界を見てみたいですね。まだまだ僕は見てないと思っているんですよ。
ぼろぼろになって、何もないっていう状況まで追い込んでみたい、そこに何があるんだろう、
どんな世界が待っているんだろうとそれをやってみたいというのが1つで、もう1つは、
トレイルランニングを多くの人に広めて、山の文化として、普通の人が普通に知ってもらえるような
スポーツにしたいですね。


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