一泊二日の福島ツアーから先ほど帰ってきた。
今回は白河市へ訪問したのだが、今朝20kmほど
さまざまな場所をランニングしてきた。
一部スーパーなど壁が崩れていたり、神社の鳥居や
灯篭が落ちてしまっていたりと、前回の震災の大きさを
強く実感させる姿があちこちで見られた。
でも阿武隈川沿いを気持ちよく走って、久しぶりにおいしい
空気の中で走ることができた。
その後、車で東京に帰ってきたのだが、ふと感じたことが
あるので、ここで書いておきたい。
ミーティングや会話の中で、相手との間に価値観の違いを
感じることがある。離婚の理由などでも良く挙げられることだ。
価値観が違うと感じた相手と話をするときに、理詰めで話を
しても実はあまり意味がない。理詰めでのお話は価値感が
同じ、すなわち同じ判断基準を持っている場合に有効であり、
それ以外の場面で使うと、相手を強く説得することに
つながってしまうからだ。
ビジネスなどの場面でこうした説得が必要なこともある。
でもビジネスには共通のルールがあるから比較的説得が
しやすい。個性的な価値観を持つ社長を頭から説得するのは
難しいが、営業などで一旦は断られても、先方にとって
どれだけのメリットがあるかを分かりやすく伝えることによって
受注につながったりする。
ところが友人や夫婦、恋人などの間がらでは、このような
手法ととってしまうとお互いが気まずい状態に陥ってしまう
可能性がある。
そうなった場合の思考の切り替え方法がある。
相手と価値感が明らかに異なると感じた場合、まずは
相手のその価値観が生まれた歴史を探ることだ。
自分と異なる価値観を持っているという事実にフォーカス
しても溝は埋まらない。それよりもどうしてそうした価値観が
生まれたのか、その経緯を聞いて理解することによって
そのギャップを埋めることができるのだ。
価値観の違いがあるからこそ、個性が生まれる。
皆が同じ価値観ではつまらない世の中になってしまう。
同じ価値観にそろえるのではなく、相手の価値観を理解する
努力をして、自分の理解枠を広げていくことが大切だ。
そうした努力を繰り返すことで、きっと様々なタイプの方と
スムーズにかつ気持ちよくコミュニケーションが取れる人に
成長していくことができるように思う。
<今日の記録>
RUN:20km(+Walking5km)(今月260km 今年1200km)
体重:82.5kg 体脂肪率20.5%
カロリー:+2300-3200=▲900
<今日の食事>
朝:うどん
昼:あいす二個
夜:ステーキ+サラダ
おお♪勉強になるう・・♪
基本的に価値観や波長が似ていたとしても完全に同じ人はいないことは事実。おっしゃるように相手のバックグラウンドを知る事、そして現在の相手を知る事によって得た知識があれば、価値観が違う相手であっても主導権を握る事ができるのではないかと思います。