新しい週のスタート


今日からまた新しい週が始まりました。GWから営業はぱっとしない日が続いていますが、そろそろターボチャージャー全開で行きたいものですね。今日は社長面接が2件ありました。一人は情報システムの担当者、もう一人は留学生採用枠の新卒採用予定者です。情報システムの方はお話させていただいて、非常にバランス感覚のとれた落ち着いた方という印象を受けました。ただ落ち着いているだけでなく、事業会社で生産性の見える仕事がしたいという意欲が大変強い方で、冷静な中に密かな闘志がみなぎっている、そんな感じがしました。もう一人の留学生採用枠の方は、高校卒業後、親を説得してそのまま米国に行き、そうしたハードルを飛び越える経験が自分にとって本当に良い経験となったので、ひとりでも多くの方にそうしたハードルを飛び越えていただきたいと考えている方で、僕が会社の理念を話す前に彼女の方からそうした考えをずばずばと言って来る、そんな方でした。どちらも十分採用基準を満たしていると判断しましたので、採用したいと思います。また、入社しましたら皆さんに告知しますね。

 

今、僕が一番大切だと考えていることは、上半期中に新しい確固たる組織を作りあげるということです。企業はお客様に対して継続的にサービスを提供し続ける義務があります。会社組織の足元が脆弱だと、どんなにみんなが頑張っても利益を出すことはもとより、なかなか自分達の本来の仕事に集中することができない、そんなジレンマに陥ります。まずは上場企業になるにあたって、必要とされる人材、人員をきちんと確保し、それぞれが有機的に機能する体制を作り上げたることが何よりも大切です。多少先行投資になったとしても、この上半期はとにかく採用、研修に力をいれていきたいと思いますので、皆さんの力を貸してください。宜しくお願いします。

 

先ほど、現地のお客様がホームステイ先で過呼吸になる緊急事態が発生しました。野澤さん、新部さんの連携プレーに加えて、夜遅くに迅速に対応してくれたオークランドオフィスのケンジさんの活躍により、無事事なきを得ることができました。こうした緊急事態の時こそ、僕たちエージェントの力が試されるのだと思います。3名の皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。

 

ちょっと話題は変わって、名鏡マネージャーから先日ビデオを借りて、昨晩家で見ていました。NHKで放映されている「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組で3月27日に放映されたものなのですが、宮崎駿氏の映画制作にかかる創作の秘密特集でした。要点はこちら。

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070327/index.html

普通の方がストーリー構成から入るのに対して、宮崎氏はいくつかの絵から入り、そのイメージを極限まで膨らませて、ストーリーを創っていくということなのです。理屈ではなく、感覚をとても重んじる、そうした姿勢を強く感じさせられました。また、自分の感覚に対して少しの妥協も許さない、人にも厳しいがそれ以上に自分に厳しい、そうした姿勢が映像から滲みでていたように思います。結構いろいろと考えさせられました。ちなみにこの番組、とてもいい番組なんですけど、テレビ東京系のガイアの夜明けとばっちり放映時間が被っているんですよね。当然リアルタイムで見ることは不可能なので、録画できなくていつも悔しい思いをしています。DVDレコーダーもう一台購入かなとも考えるのですが、益々睡眠時間がなくなるので、ま、やめときます。

 

最後に今日の一枚。1998年3月にラストリゾートが立ち上がった後、僕は、ベルハートというベンチャー企業に転職しました。その会社で台湾の財閥企業との合弁会社設立のプロジェクトを立ち上げ、ちょうどジョイントしてから1年後の1999年4月に台湾の台北市に新会社を設立し、そこのCEOとして赴任していました。合弁先の相手の社長は、以下のリンクをクリックしてもらえれば分かりますが、林泰生(英語名Eric Lin)さんという、まさに達磨みたいな方で、とても厳しい方(怒るとめっちゃ怖い)でしたが、本当にいろいろと勉強させられました。

http://www.phland.com.tw/english/2005/abt_mt.asp

今日の写真はこの会社を去って、ラストリゾートに再ジョイントする前日に、当時の会社の主要メンバーが開いてくれたパーティでの一コマです。文化の違いや商慣習の違いにはかなり苦しめられましたけど、20代最後の仕事としては結構楽しめました。

 

 


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