金剛界と胎蔵界

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正月3日目。

昨年のお遍路で
ずっとメッセージとして
出てきていた
金剛界と胎蔵界について
少し書いておきたい。

<金剛界>

金剛はダイヤモンドを意味し、
大日如来の智慧が堅固な悟りで、
何ものにも傷ついたり
揺らぐことがないことを
表わしている。

金剛界曼荼羅は、
大日如来の知徳の世界を表現したもので、
全体が九つに区切られた複合型の曼荼羅。
九つの会から成るので九会曼荼羅
とも呼ばれる。

絵としての特徴は、
円=月輪の組み合わせ構成されていること。
九つの区画=九つの会のうち
六つが同じパターンで、
上段の三つは異なる。
上段の中央は大日如来だけで目立ちますが、
中心はやはり中段中央の部分。 

この区画=成身会又は羯摩会が肝心な所で、
ここだけの金剛界八十一尊曼荼羅
と呼ばれるものもある。
他の会に登場する仏様も同席させ、
八十一の仏様で構成されている。
一会で九会を代表するような曼荼羅と
なっている。

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<胎蔵界>

はじめは胎蔵曼荼羅で始まり、
金剛界と対にして扱われるようになってから、
界が付けられ胎蔵界曼荼羅と
呼ばれるようになる。

胎蔵は大悲胎蔵生だいひたいぞうしょうのことで、
子供が母親の胎内で育つように、
大日如来の慈悲により、
本来存在している悟りの本質が
育ち生まれてくる、という意味。

絵としての特徴は、
中央に八葉の蓮華があること。
仏様になることができる性質が、
大日如来の慈悲で開花することを表している。

八葉の蓮華の真中は大日如来で、
定印を結んでいり。
周りは四仏しぶつと四菩薩しぼさつで
八葉になっている。
この部分が中台八葉院と呼ばれる所で、
曼荼羅は全体で12の区画=院に分けられる。

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この金剛界と胎蔵界を融合した
新しい世界をこの世に実現すること。

それが今求められていること。

今日はここまで。


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