私たちは、今、日本という国家に所属し
日本国民として存在している。
生まれてから今までそのインフラ上で
生きてきたので、おそらくそこに
何の疑問も抱かずに過ごして来た人が
多いことだろう。
外国で住んだことのある人は、
もう少し客観的に日本人の自分を
捉えたことがあるかもしれない。
海外生活はそうした意味で、
私たちに新しい目を与えてくれると
言ってもいい。
水槽の中で生きている魚は
結局水の存在を認識できない。
水から出て(自ら出て)
苦しむことで、
改めて自分の本当にいる場所を
認識できる。
今、国家の意味が問われている。
ネットによる情報や、仮想通貨の
世界に国境はもはや存在しない。
すでに国家として管理できない世界が
現実に生まれてきている。
こういう時代には
新しい認識力と
アイデンティティと
ルールが必要になる。
ビジネスでも政治でも
今それが求められている。
では、また。