魂と出会う旅(8)


『 日本の結婚式 まさか父親が。。。 』

今日は午後から東京で打ち合わせがあるので、
とりあえず、午前中だけ静岡の実家に滞在することに。

何かあると必ず向かっていた実家近くの海岸で日の出を拝む。

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駿河湾からのぼる日の出は本当に美しい。
太陽がでる数分前には、富士山が赤色に色づく。
この美しさはどう例えたらいいのだろう。。。

こんな美しい景色の中で自分は生きていたんだと
改めて気づく。
周りにあるこうした素晴らしさにもっと気づく感性が
欲しいと心から感じた。

その後、少し父親と話をすることに。

その話の中で、なぜか結婚式プロデュースの話題が出た。

焼津に隣接する町で「岡部町」という町がある。
そこにある、昔からの東海道の旅籠で
「岡部宿大旅籠柏屋」がある。

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ここは江戸時代に東海道の旅籠として使われていた建物で
現在は資料館として使われている施設。

なんと、ここで昔ながらの結婚式が3組ほど行われたらしい。
しかも自分の父親がプロデュースに関わっているとのこと。

びっくり!!!
オヤジ、何やってるんだって感じだった。

始めは単なる思いつきだったらしいが、プロデュースに
加わってから、最後は市長まで担ぎ出すことになったとか。

ちなみにひと組目のご新郎はなんと外国人。
昔ながらの日本の結婚式を挙げられたことに
心から感動していたらしい。

結婚式当日は新聞社やテレビ局の取材もたくさん入り、
さらに当日は市長さんまでが会場へ駆けつけて
ご本人が祝辞を述べるというサプライズ付き。

結果的に地元の多くを巻き込んで盛大なイベントに
なったようだ。

その様子は「日本の結婚式」という雑誌で
巻頭特集が組まれるほどの話にまで発展。

これだけ、地域を巻き込んで成功できた結婚式も
なかなか無いのではないだろうか。

その一方で、父親との話の中で残念に感じたのが、町の行政の対応。
はじめから市の施設をこうした個人の結婚式に使うということに
難色を示していた。
父親達が個人的に市長とつながっていたので上から
働きかけてなんとか実現にこぎつけたが、
その抵抗たるやすごかったらしい。

実際にはマスコミにたくさんニュースとして取り上げられたり、
観光客にも大変喜ばれたにもかかわらず、行政として未だに
きちんとした体制が整っていない。
その一方で、訳のわからない地域活性活動などをやっているから
本当に本末転倒な話だ。

マスコミにたくさん取り上げられたので、全国からここで結婚式を
あげたいという問い合わせが数多く入ったらしいのだが、すべて
門前払いしたそうだ。

本当に残念な話だ。

きっとここだけでなく、地方ではこうした話がきっとたくさん
あるのだろう。
地方はcwにとってこれから発展させていく大切なマーケットの一つ。

crazyweddingが全国に広まっていくことは、こうした日本の結婚式を
結果として復活させたり、継続していく活動にも寄与する可能性が
すごく高いはずだ。

地域には地域の特性があるし、きっと大きな抵抗もある。
ただ、その抵抗はほとんどが個人のエゴを満たすための
ものであって、本質的なものではない。

何が大切なのか、何を私たちは守って次につないでいくべきなのか
そうした本質をきちんと見据えていきたいと強く感じた。

明日も東京でお仕事で、終了後、車で本州&四国移動の旅に出ます!

ではでは!

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