ビジネスプロデューサーの役割


今日のNHKスペシャルでものづくり日本の
復活のために何が必要かというテーマが取り上げられて
いました。

番組のなかでは、今持つ自社技術を公開することで、
中国パートナー企業とのアライアンスを形にして、
その企業が持つ販路を活用する事例や、何十年という
超長期開発投資から得られた新たな素材によって
企業としての新しい道を開拓する事例が紹介されて
いました。

どちらの事例についても共通していることが、
ものづくり日本としての強みをきちんと理解して
それをてこにして次の企業戦略を考えるということ
にあると感じました。

今の日本企業は、韓国や中国企業に押されて、体力が
失われている中で自信までも失いつつあるのかも
しれません。ただ、この数十年で日本企業た培ってきた
日本ものづくりブランドとその背景にある技術力には
相応の価値があります。
こうした技術的な価値とこれからのビジネスのニーズを
組み合わせて新たなビジネスモデルを作ることが今
求められているように思います。

私は、自らビジネスプロデューサーを名乗っていますが
こうした役割を担うべき人材がますます必要になっていると
強く感じています。4大経営資源である、人、もの、金、情報
をうまく組み合わせて新たなビジネスモデルを作っていくこと、
それが自分の役割であると強く感じた時間でした。

日本国内には、お金という単純指標ではなく、もっと見えない
BS上に乗ってこない様々な資産がたくさん眠っています。
こうした隠れた潜在資産に光を当てて、顕在化させていくこと、
そしてそうした仕事に従事されている方々にハッピーになって
いただくこと、それがやりたいことだと再認識しました。

まだまだ勉強不足ですが、できることをひとつづつ着実に
形にしていきたいと思います!


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