いいわけ太郎を出し抜く


10月に入って本格的にランニングのトレーニングを
再開しました。

昨年の9月に膝を壊してからだましだましレースに
参加していましたが、フルマラソンクラスはなんとか
ごまかせるものの、ウルトラやトレイルになると
通用せず、今年のレースは散々な結果となってしまいました。

6月のサロマを終えてから約3ヶ月の間、本格的なトレーニング
を封印して治療に専念したおかげで、だいぶ膝の痛みが抜けて
きたので10月から毎朝10kmのトレーニングを課すようになりました。

季節が変わって朝だいぶ涼しくなってきたので、布団が恋しく
朝起きてから走り出すまでの間に、すごい葛藤と戦うことに
なります。

自分の中にいる「いいわけ太郎」君が、実に見事な言い訳を考え
自分自身に問いかけてくるわけです。

「今日はちょっと調子が悪いから練習やめておこう」
「起きるのが遅れたから、今から走ると中途半端だ。夜にしよう」
「膝の調子がイマイチだ。ここは大事をとって練習を控えよう」
「なんかお腹の調子がおかしい。今日はやめよう」
「雨が降りそうな気配だ。これは練習をやめろという神のお告げかもしれない。」
「なんか足が重い。何かが取り付いて走るのをやめろといっている」
・・・・・

いいわけ太郎君、見事です。ちょっとでも弱っているとこの太郎君の
投げかけにまんまと乗ってしまい、結局走らずにあとで後悔することに
なるわけです。

このいいわけ太郎君を出し抜くためには、一番いいのが

「考える前に動く」

ことです。これ、実はすごく聞きます。

よく自己啓発本などで「習慣の力」について書かれていることが
ありますが、まさに習慣の力とは、この考える前に潜在意識で
行動できる力の事を指すわけです。

実は走り出したあとも、このいいわけ太郎君がかなり頑張ります。

「まだ体があったまっていないから、ペース落とそうよ」
「ちょっと足痛くない?歩こうよ。」
「息が苦しい。もう限界だよ。休もうよ!」
「今日は調子がイマイチだからここで折り返しちゃおうよ」
「天気が悪くなってきた!風邪ひいちゃうから帰ろうよ」

この状態に入った時、僕はたいてい3つのことに集中します。

1.今気になっている仕事や命題について徹底的に考え抜く
2.走っている今の状態に意識を集中させる。今を走る。
3.ひたすら般若心経を唱える(多分すれ違った人は怖いと思います。)

いいわけ太郎をコントロールできるようになると、
タイムマネジメント能力が劇的に向上します。
自分なりの太郎対策を考えておくといいと思います!

※今日バースデーということでたくさんの方からお祝い
 メッセージを頂戴しました!
 本当にありがとうございました!!


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