二重生活


この1週間、とても眠たい日々が続いています。
仕事が忙しくて寝不足ということもあるのですが、
実はそれだけが理由ではありません。

毎晩見る夢があまりにすごいんです。。。
リアルなんです。。。

明晰夢ってご存知でしょうか?
自分でストーリーをコントロールできる夢のことです。
ただ、毎日見る夢はあまりコントロールはできないのですが、
夢と現実が区別できないほどリアルなのです。
毎晩、夢を見た後起きると、本当にぐったりとしてしまいます。

先日も、夢のあるシーンで納豆が出てきました。
その匂いと味があまりにリアルで、とてもびっくりしました。
通常、夢というとなんかぼんやりとしていて、五感がリアルな
世界と比較するとすごく感覚がボケているんですが、最近
見る夢では、ほとんど現実の世界と差がありません。

寝ているのに、寝ていない感覚なんです。。。

だから、起きるととても疲れている。
寝ているはずなのに、別の人生を歩んでまた新しい世界が
始まるという不思議な感覚。

いつまでこの二重生活が続くのか、しばらく静観したいと思います。

<参考>明晰夢の見方

最近話題となった「インセプション」という映画では、主人公が他人の夢に潜入してその人の秘密を盗み出したりする。「人は寝ている間は夢を現実だと思っている」という主人公の言葉に妙に納得してしまう。

この映画のように夢をあやつることができるのだろうか?

さすがにそこまではできないが、自分で見ている夢のストーリーの展開を思い通りに操作できる人はいるらしい。

普通の夢と違って「自分は夢を見ている」という自覚があるのが第一の特徴。さらにコツをつかめば、夢の話の展開を自分の好きなように操作できるようになるそうだ。

明晰夢を研究している渡辺恒夫東邦大学教授によると、通常の夢では本人は対象に没入して行動しているので、自らを省みることがない。これに対して明晰夢の場合は、夢の中で自分を客観的にみているそうだ。自分を観察するタイプで自意識が強い人ほど、明晰夢を見やすい傾向が強いそうだ。

精神分析学や心理学では、夢を無意識の世界が投影されたものとみなして、夢の解釈を試みたり、カウンセリングに役立てたりしてきた。これに対して、明晰夢を活用しようというのは、夢そのものの中で心理的な問題を解決しようという発想。渡辺教授は「明晰夢の研究を通じて、意識の成り立ちなど人間の心のより深い理解に進むことができるだろう」と言っている。

■夢見コントロール法
睡眠に入る前にリラックスした状態で見たい夢を想像するのが一般的な技法である。コントロールされた夢の中の体験は現実世界での活動にも影響を与えると言われる。

■見たい夢を見る具体的な方法
江戸川大学人間社会学部・松田英子講師に話をもとに、 女性が『大好きな彼と海辺でデートをする夢』を見る方法を調査した。

『①感情を沸き上がらせ、見たい夢のイメージをつける』
アメリカ・ニューヨーク州立大学のフレデリック・ベアケランド博士の研究では 入眠前に見たい夢のイメージを連想した場合、 その内容の50%以上が夢に出現したという。 この事から『好きな男性とデートをする夢』を見たい場合には、 眠る前の30分間程度、 その男性の写真を見て「楽しい」「幸せ」などの感情を伴いながら、 デートをしているシーンを連想すると、 高い確率で夢に出現させる事が出来ると考えられるという。

『②外部からの刺激を与える』
松田講師によれば、睡眠中に受ける外的刺激の中でも、 特に夢の中に反映されやすいのが『音』による刺激だという。 そこで例えば『海辺でデートする夢』を見たい場合、 枕元で波の音を流したり、 海をイメージさせる音楽を聞く事が効果的であるという。 次に効果的な外的刺激は『匂い』であるため、 夏や海をイメージするようなココナッツの香りや マリン系の香水などを使うのも良いという。

『③姿勢』
胸に手を当てるような格好や、膝を立てる格好で寝ていると その刺激が脳に伝わり悪い夢を見る場合があるため、 このような姿勢は避けた方が良いという。

『④目覚め』
見た夢を忘れないように、90分に1度訪れる、 脳の一部が働いている「レム睡眠」の直後に目覚める様にする。 このとき、大きな音や振動など強い刺激が加わると、 夢の記憶を消し去ってしまう事があるため、 静かな心地よい音楽などで起きる様にすると良い。

松田講師によると、 この方法は見たい夢に近い情況を作ることは可能なのだが 夢のストーリーまでも完全にコントロールする事は難しいという。

■夢をコントロールする方法
アメリカの明晰夢研究センター、ステファン・ラバージュ博士は、 明晰夢を見ている間、脳がどのように活動しているのかを調査した。
その結果、明晰夢を見ている間は、睡眠中にもかかわらず、 大脳の一部が起きている時と同じように活動しており、 そのために睡眠中に「これは夢である」と認識することができると考えられるという。そして、ラバージュ教授によれば、 訓練すれば誰でも明晰夢を見ることが出来るようになり、 夢を自由にコントロール出来るようになるというのだ。
その訓練方法とは…

『① 夢を思い出す訓練をする』
明晰夢を見る事が出来る人の多くは、夢をよく思い出せる人であるという。 そこで、夢をよく思い出せる様になるため、 寝る前に、夢を思い出すという強い意識を持つとともに、 思い出した夢はすぐにノートに書き留めておく様にする。 そして、そのノートをあとから読み返してみて、 自分の夢の特徴をつかみ、夢だと気付くきっかけを探す様にする。

『② 空を飛ぶ夢を見る訓練をする』
空を飛ぶ夢は、他の夢に比べて夢だと気付く確率が高いという。 そのため、寝る前に「空を飛ぶぞ」という言葉を繰り返し、 自分が飛んでいるシーンを想像するとよいという。

『③ 夢をコントロールする訓練をする』
空を飛ぶ夢を見ることが出来、夢だと気付くようになったら、 まずは飛ぶ方向を、上下や左右に方向を変える練習をする。 それが出来るようになったら、海でデートする夢や試合に勝利する夢など、 自分の見たいように夢をコントロールしてみる。

『④ 夢の中で回転する訓練をする』
明晰夢を見ている途中で目覚めるのを防ぐには、 夢の中で身体が前後や左右にコマのように回転させるとよいという。 こうすることで、夢を見る「レム睡眠」を引き起こす前庭系が刺激されるので、 再び「レム睡眠」に戻る事が出来ると考えられる。

これらの方法で明晰夢を見る事ができ、 見たい夢を見る事が出来るようになるのか実験を試みた。 その結果、訓練すれば明晰夢を見る事ができ、 夢をコントロールする事が出来る事が証明されたのだ。

明晰夢に関しては現在、研究が進められており、様々な精神疾患の治療にも 使用できると考えられている。
そして今後さらに研究が進めば、誰でも見たい夢を見られるようになる日が来るかもしれない。

<今日の食事>
朝:ごはん+春巻き
昼:ハヤシライス
夜:チヂミ+なっとう


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  1. あんぬ より:

    わたし、明晰夢しょっちゅう見ます。
    確かに、飛んでいる夢で夢と気づいたのが最初だったと思います。
    最近これを「明晰夢」と呼ぶと知りました。

    大体いつもは夢の途中くらいから明晰夢に入る感じで、
    自分の意思というか希望でストーリーが進んで行きます。
    単純な内容ならほぼ完璧にコントロールができます。
    即興で映画を作って観ている感じです。
    だから、たまにストーリーや情景が気に入らない時は、やり直しができたりもします。

    でも、夢の中でのコントロールできる時間は大体限られていて、
    制御不能になってくるのが自分でもわかるのでその時点で目を覚まします。
    たまに続きを見ようと思ってみることもできますが、コレはわりかし失敗します。

    印象強い夢、とくに、明晰夢の話は人にしたくなりますが、
    夢の内容が記憶に残りすぎると本当に夢と現実がわからなくなるので、
    心がけて人に話したり反芻したりせずにいます。

    あーーーはなしたい!!

    長文失礼しました。

  2. collabo13 より:

    あんぬさん、

    久しぶりです!書き込みありがとうございます。

    そうそう、書いている内容、良くわかります!

    あっちの世界でも、起きてからの感じがこっちと
    まったく同じで、正直混乱しますね。

    また、お話しましょう!

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