般若心経を覚えてみました


今日は一日雨でしたね。雨にもかかわらず、たくさんのアポイントが
あり、雨の中の都内を走り回っていました。

以前だと雨だとなんか憂鬱だったのですが、今は雨でもいろいろと
楽しめるようになっています。全ては心の持ちよう、自分の意識が
事実認識を決定します。

さて、意識と言えば、私の好きな言葉に色即是空という
言葉があります。般若心経の一節の言葉ですが、
わかりやすい説明がネット上にありました。

「朝三暮四」という言葉があります。

あるとき、猿使いの猿たちが報酬としてのえさの増額を
求めてストライキしたそうです。
そこで猿使いは、「朝三個、暮四個のえさ」を
「朝四個、暮三個」という提案をしたところ
猿たちは喜んでストライキをやめたという意味なのですが。

「朝三個、暮四個のえさ」と「朝四個、暮三個のえさ」では
「色(現象)」としては「変化した」と意識されますが、
「朝三個、暮四個のえさ」=「朝四個、暮三個のえさ」=7であり、
「朝三個、暮四個のえさ」-「朝四個、暮三個のえさ」=0で
変化は0「空(変化無し=7のまま)」であります。

つまり「色(現象)」の変化で「猿たちの意識」は変わり
ストライキを止めたのですが、
「実態は不変」で「色(現象)」は実質的にはなんら
変わっていない「空(変化無し)」ということです。

だから「人間の意識」もこの「猿の意識」と同じで
「人間の意識は色(現象)の変化にともない
変動するが、実質的には色(現象)はなんら変化しておらず、
実態は不変(変化0=無)である」
という意味で世の中の現象は「色即是空」=「空即是色」
(「色(現象)」=「空(変化無し)」)
というのが世の中の「真理」である、という「仏陀の悟り」の
「結論」であります。

般若心経の中には「無」という言葉がたくさん出てきます。
「無」と「空」をきちんと理解し、自分と向き合いつつ、
諸行無常の中で生きることが大切だと思います。

ということで、般若心経を全部覚えてみました。
3日ほどかかりましたが、本気で覚えようとすれば覚えられる
ものですね。

これで祝詞と般若心経が自然と口から出るようになったので、
神社でもお寺でもきちんとしたお参りができそうです。


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