世の中にはたくさんの人がいます。
一つの事実に対して、100人いれば100通りの考え方、
感じ方があります。
同じ事実に対して、多くの認識の仕方があり、
そこにそれぞれの感情が生まれ、物事が動いていきます。
自分がある事実にたいして、どのように認識し、考え、
感じるのか、そのくせをきちんと把握しておくことは
とても大切なことです。
習慣の力は大変強く、なかなかこうした認識の習慣を
見抜いて修正することは難しいのですが、もしその習慣が
自分の人生に大きな影響を及ぼしているとしたら、なんと
してもその習慣を改善することが大切です。
習慣を形作っているものは、子供のころからの体験と
その体験に裏打ちされた自分なりの人生のストーリーです。
最近ビジネスでも「物語」を主体とした戦略や販促が取り入れられる
ようになってきていますが、自分の人生でこれまで経験した数々の
ストーリーは私たちの習慣に大きな影響を及ぼしています。
まさにこれが、私たち個人個人の価値観でもあります。
自分の認識の方法をきちんと把握して、その習慣の呪縛から
自らを開放することによって、人生をコントロールすることが
できるようになります。
まだまだ私も自分自身をきちんとコントロールできているか
よくわかりません。ただ、がむしゃらだった20代、仕事に
忙殺していた30代と比べてみると、だいぶ自分を客観視して
コントロールできるようになってきている感じがします。
(幽体離脱できるようになったという意味ではありません。。。)
自分と向き合うことが面白くなってきました。
たくさんの仲間と出来事という鏡に映し出される自分を
素直に見つめながら、新しいストーリーを毎日創造できるって
とても楽しいですし、とても幸せなことだと思います。
こうした状況に恵まれていることに感謝しつつ
1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。