「首相回転ドア」回らず


今日、菅内閣の不信任案決議が否決された。

一昨日までは不信任案が決議される可能性も十分に
合ったのだが、鳩山グループや小沢グループの造反議員の
数が予想以上の数になったことに加え、
今朝の鳩山氏の申し入れによって菅首相が退陣表明をしたことが
中間議員に対する落としどころを提供した格好になったのだろう。

それでも世界から見ればかなり非常識な政局であり、イギリスの
ある新聞ではまた「首相回転ドア」かと揶揄されていたようだ。
悲しいが、うまい表現である。

実際、世界の指導者たちが名前を覚える間もないほど
目まぐるしく代わる日本の首相交代劇は、日本のガバナンスや
国際社会に置ける存在感を失わせている。

菅さんになってから約1年ほどたつが、一つ前の鳩山内閣は
就任から9か月足らずで辞任している。
1990年代初頭のバブル崩壊以降、2年以上在任した首相は2人だけ。
20年に及ぶ経済停滞から脱出できない理由の1つは、この継続性の
なさから生まれているのではないか。

日本の政党政治は派閥によって構成され、飛び抜けて性格の強い人物なら
長期政権を維持できるかもしれないが、(実際小泉政権は4年半続いた。)
根回しを重んじる日本の文化にあっては派閥の支持を得られなければ
指導者の座から引きずり下ろされる。この引きずり下ろし劇はこれまでに
私達は何度も見せ付けられている。国民不在といわれる日本政治の
一番愚かな部分だ。

日本の政界では権力が必ずしも首相に絶対的に集中しているわけではない。
実権は党の有力者が握っていることが多く、この権力の二重構造が首相の
地位を脆くしている。前年まで半世紀以上にわたった自民党政権下では
基本的に、強い派閥の有力者が数年置きに交替で首相を務めていた。

被災地の方のインタビューも、ほとんど政治に対して期待をしていない
ものばかり。誰が首相であっても関心がないというのが正直なところだ。
でも、こうした事態をまねているのは政治家が悪いだけではない。
その政治家を選択している日本国民一人ひとりに責任がある。

そろそろ今の政治を全て改革するフェーズに来ているのではないか?
お金や派閥によらない新しい政治家を選出しないかぎり、どんな施策を
打っても、結局はこれまでの大きな渦に飲み込まれてしまうのではないか?
次の選挙がいつになるかわからないが、本当の意味での新党が立ち上がり、
今実際に世の中を支えている真のリーダー達が政治家としてどんどん
国政の立場に入っていくことを願ってやまない。

<今日の記録>
RUN:雨でお休みです。
体重:85.0kg 体脂肪率:21.0
カロリー:+2500-1800=+700(累計▲1100)

<今日の食事>
朝:サンドイッチ
昼:インドカレー
夜:。。。食べる時間がありませんでした。。。


「首相回転ドア」回らず」への1件のフィードバック

  1. 平成時代はあまりカリスマ性もあって指導力のあるリーダーが欠如していますね。
    日本の歴史において力強く、国際政治にも精通しており、また卑屈にならず弱腰にならず国際社会からも賛嘆され、真の駆け引きができた日本の歴史上の偉人たちも少なからず存在していたのですがね。今の世が昔と比べて複雑・多様化しているのもあるかもしれないですが、それにしても人物が小粒になった感があります。まだまだしばらくはカリスマ性のある指導者も不在で迷走していくのを覚悟しないといけないですよね?

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