『 明治維新発祥の地
~松下村塾訪問~ 』
九州訪問二日目。
今日は朝から車を飛ばして、一旦本州へ。
山口県の萩市にある松下村塾跡を目指す。
途中でカルストで有名な秋吉台に立ち寄る。
他の山は木々で覆われているのに、ここだけは
木が生えない。草原のあいだに石灰質の岩が
頭を覗かせている独特の風景。
この地下には、東洋一の鍾乳洞が広がっている。
その広さと美しさに圧倒させられた。
秋芳洞をあとにして、
今回の旅行でどうしても訪れたかった場所へ
向かった。
松下村塾。
吉田松蔭が、1年ちょっとの間、志に生きることの
大切さを説いた場所だ。
松蔭先生は、学問を教えていただけではなく、
本で学んだことを以下に実践するかということを
教えていた。
農民も武士も関係なく、高い志をもって公のために
生きることの大切さを貫いていた。
まさに当時の「UNITEDSTYLE」だ。
ここから明治維新を起こす人物が生まれ、初代内閣
総理大臣が生まれたことを考えると、近代日本の
誕生の地と言っても過言ではないだろう。
松蔭先生直筆の書物を見て、改めてそのエネルギーに
触れ、強い志、至誠という言葉の重みを深く感じた。
当時の志士たちに恥じない生き方をしたい。
そう心に刻んだ一日だった。