具体と抽象


今日は具体と抽象の話を少ししたい。

自分の思考を整理するときに
まず自分の現在の立ち位置を
確認することが大切。

自分が何を目的にして
今、何をしようとしているのか。

また、誰を相手に
どんな結果を得ようとしているのか。

その立ち位置が明確でないと
そこから導きだされる答えも
不明瞭なものになって
的外れになってしまう。

その立ち位置を考える上で
一つのヒントになるのが
具体と抽象の概念だ。

コンセプトは全体像を語るとき
ある程度抽象度を上げて
ものごとを把握する必要がある。

でも実際の行動に移すときには
具体的な目標や計画が必要となる。

この具体と抽象が混在するあまり
議論やコミュニケーションが成立
していないことが多い。

言葉には解像度がある。
時には解像度を上げなければならないし
時には下げる必要もある。

その解像度を必要に応じて
上げ下げできることによって
より物事を正確にかつ的確に
とらえることができるようになる。

これは場数を踏むしかないが、
毎日なんとなく生きていても
鍛えられるものではない。

日々の思考や会話の中で
常に立ち位置を考える癖を
もつようにするといいだろう。

それが習慣化されたとき
まるで目の前の霧が晴れたような
気分が味わえることだろう。

今日はここまで。

4-04


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