最近時間に関する書籍や
ドキュメンタリーを目にすることが多い。
時間とは、人間の脳が創りだしている
幻想であり、一種の実験室のようなものだと
個人的には認識している。
たくさんの瞬間=イマココが
スライドとして存在していて
それを頭の脳が合成をして
動画化している。
実際に私たちは五感で時間を
把握することは不可能だ。
五感はあくまでイマココの情報を
感知して意識に伝えている。
結局断片的なスライド情報を
脳が一つのストーリーとして
合成をして、あたかもそれが
事実であるかのように
思いこませている。
悟り体験とは
この脳の仕組みから脱却して
イマココのスライドに
意識のチューニングを合わせること。
そこには思考が入り込む隙間は
存在しない。
概念ではなく、存在そのものに
対する喜びしか感じられなくなる。
この至福を味わったうえで
人生という長い時を
どのように使うか
どのように味わうか
それが大切なように思う。
今日はここまで。