正月も二日目。
今日は、映画を二本見てきた。
「ローグ・ワン」
スターウォーズのスピンオフ作品として
作成されたデススターの弱点となる
設計図を入手するまでの物語。
エピソード4につながるストーリーが
これを見ることでよくわかる。
「海賊と呼ばれた男」
海賊と呼ばれた男は
出光興産創業者の出光佐三をモデルとした
主人公・国岡鐡造の一生と、
出光興産をモデルにした国岡商店が
大企業にまで成長する過程が
描かれている映画。
どちらも共通しているのが「使命」
自らの命をどのように使って
大義を果たすか、それが西洋的観点と
日本的観点の両方から見ることが
できた。
特に、海賊と呼ばれた男の中で
遣われていた「士魂商才」という言葉。
オリジナルの出光佐三が
この言葉の意味を示している。
こちらで紹介したい。
—–以下引用
生活を質素にしたり、
われわれが経費を節約すると
いうようなことは金を尊重することで、
奴隷になることではない。
それからまた、
合理的に社会・国家のために
事業を経営して
そして、合理的に利益をあげる。
これは金を尊重することだ。
しかしながら、
昔の商人のように人に迷惑かけようが、
社会に迷惑かけようが、
金を儲けりゃいい。
これは金の奴隷である。
それを私はとらなかった。
しかし、私は金を尊重する。
昔の侍が金を尊重することを
知っておったならば
私の先生が私に書いてくださった額にあるように
士魂商才
侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ。
この士魂商才が武士によって発揮されて
日本の産業は、明治時代に
外国のいいところを採り入れて、
りっぱな事業家が
たくさん出たと思うのです。
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まさに今の私たちにとって
必要な言葉の一つだと
強く感じた。
今日はここまで。