佐藤初女さんの旅立ち


本日から2月。
今日、佐藤初女さんがお亡くなりになった。

佐藤初女(ウィキペディアより)
日本の福祉活動家、教育者。
1992年より青森県の岩木山山麓に「森のイスキア」と称する
悩みや問題を抱え込んだ人たちを受け入れ、
痛みを分かち合う癒しの場を主宰。
それ以前は弘前市内で自宅を開放して同様の活動をしており、
こちらは「弘前イスキア」と呼ばれていた。
素朴な素材の味をそのままに頂く食の見直しにより、
からだから心の問題も改善していくことができると訴えた。
「イスキア」とは、イタリアの南部にある
イスキア島の名前から採られたもの。
ナポリの富豪の息子で、
何不自由ない暮らしをしていた青年が、
この島を訪れて、贅沢三昧の生活から、
自分を静かに振り返ることを学び、
そこの司祭館に滞在したというエピソードから
借用されたものである。
佐藤自身もカトリックの信者。

彼女がつづった「愛」に関する純粋な言葉を
ここでご紹介しておきます。

限りなく透明に凜として生きる
ずっと、このことを話したかったの
ずっと、このことを書きたかったの
ずっと、このことを伝えたかったの
透明のこと。
いちばん大事なのは、待つことです。
母性に立ち返るとき、問題は自然に解決します。
「いのちのうつしかえ」のとき、
人も透明になるのです。
透明だと、ほんとうに、生きやすい。
何かになろうとしなくても、
それは自分の中にすでにあるものです。
透明になって真実に生きていれば、
それがいつか必ず真実となってあらわれます。
だからわたしたちに今できることは、
ただ精一杯、真面目にていねいに生きていく、
これだけだと思うのです。

ご冥福をお祈りします。

今日はここまで。

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