楽と幸せ


本屋でいろいろな本を眺めていると
最近、ふと気付くことがある。

それは、
「楽して●●」とか、
「簡単に●●できる方法」とかいう
マニュアル本が増えていること。

確かに何かを達成するときに
先人の知恵を活用して、
その苦労を減らすことは
良い工夫だ。

だが、あまりにそうした手順だけを
重要視して、その目的やプロセスを
無視しているもので溢れすぎている
ような気がしてならない。

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楽にお金をもうけて、何でも自由に
物やサービスを受けることができる。
これが、今の世で言う幸せの代表的な
イメージ像だろう。

一度真剣に想像してほしい。

自分に1000億円くらいの資産があったら
あなたはそのお金を何に使うのだろう。
そこにあなたの価値観が現れる。

楽(らく)という概念と幸せという概念が
根本に違うことをもっと理解すべきだ。

どちらがいいということではないが、
質が違うことと、それを認識した上で、
自らが選択すること、
それがとても大切だと思う。


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