事業計画書を作成するうえで、注意していただきたい点がある。それは「人の心に刺さる事業の使命(経営理念)を掲げること」
事業の使命を考えるといっても、言葉遊びになってはだめだ。ミッションを語る時にとても大切なことはパッション、すなわち情熱。熱い想いをもって高い志で事業を立ち上げる、そうした姿勢を持つ起業家でなければ、どんなに精緻な事業計画書を見せられても、投資家や協力者はついてこない。
どんなにいい言葉で飾っても、そこに強い想いがなければ他人から見抜かれるだろう。事業を進める上で、たくさんの困難が経営者には待ち受けている。そうした苦しいときに、熱い想いをもって最後まで責任と勇気を持って事業に望める人物かどうか。計画の上だけでなく、そうした魂が事業計画にも入っているかどうか、それがとても大切だ。