今、どういう訳か「住」に関するビジネスと関わる機会が
増えています。
前回のドリームゲートファクトリーでも「住」をキーとした
新しい仕組みを考える機会が与えられ、本日記事になった
「RoomClip」も「住」をテーマにしたビジネスです。
さらに、一昨年から関わって今急成長している家具通販サイト
「Zipang」も「住」を通販の視点から見ているビジネスで、
これからこの業界がホットになってくる予感がします。
自室の写真の投稿が5カ月で2万5000枚突破! 新感覚SNS「RoomClip」
「RoomClip」
一人暮らし家具に強みのある家具通販サイト
「Zipang」
「住」のマーケットは、とても扱う範囲が広く、また「衣・食」系のビジネス
と比べて購入頻度が低いために、ビジネスモデル化する際に実は見えない障壁
がいろいろとあります。それがこの「住」業界において、ユーザーを巻き込んだ
サービスがなかなか発展しない一つの大きな要因なのかもしれません。
今日、夜、久しぶりにSBI大学院の講義に出席する機会があり、
そこで様々なビジネスアイデアをもった学生の方々の様子を見て
改めてアイデアからビジネスに昇華させる難しさを感じました。
ビジネスにはビジネスモデルが必要で、ビジネスモデルの確立には
マネタイズプラン、すなわちビジネスの血液であるお金の流れを
組み上げることが必要になります。
今、「住」の業界に求められていること、それはユーザーを巻き込み
ながら、今リーチできていない情報をステージに挙げて、そこにうまく
マネタイズプランを組み上げていくということではないかと思います。
「誰に」「何を」「いくらで」「どのように」提供するか、それが
机上の空論ではなく、きちんとした裏付けを持って考えているか、
まずはそこがスタートラインだと思います。
「住」マーケット、これからも注視していきたいと思います。