IKEAのパクリと違和感たっぷりの報道


ニュースで中国の十一家具というお店が
IKEAとまったく同じコンセプトのお店を作って
いるというニュースが流れた。

十一家具の様子

映像を見ると、コンセプトを真似ているというよりは、
そのままぱくったという表現の方がいい。
店員の話によれば、参考にしたが、商品はオリジナルだし、
お店のデザインも彼らが独自に考えたものだということ。
どうも中国人はコピーしていることにたいする羞恥心が
無い人種のようだ。

マスコミは一斉に、これまで使った遊園地におけるドラえもんの
コピー映像などを交えて、一斉に批判的な論調で報道していたが、
明らかにドラえもんのキャラクターコピーと今回の話は異なる。
キャラクター商品は、明らかな知的財産の侵害といえるが、
今回の話についてはそこまで追求できるのか甚だ疑問である。

というのは、ビジネスにおいて他者の良い点を真似るということは
よく行われていることだからだ。
もちろん、他社のロゴをそのまま使ったり、お客様が他社製品と
混同して購入してしまうような誤解を与える手法は論外
であるが、ビジネスにおいて成功している手法を研究して
真似ることは、実際どこでも行われていることであり、
ビジネスモデル特許等で守られていない限り、真似ても
違法性は問えない。

もちろん今回の十一家具はIKEAが提供しているコピーとも思われる
商品を陳列したり、カラーリングがIKEAそっくりなのでお客様に
誤解を与えるという観点については問題だろう。
ただ報道の中でたとえばお客様が商品のメモをとるための筆記具を
おいている点にまでフォーカスし、これもまねだといっている指摘を
ニュースキャスターの方がしていた点にはすごく違和感を覚えた。
「そんなの、どこでもやってるだろう!」と突っ込みを入れたくなる。

報道は意図性をもってしまうと、一種の洗脳行為になるいい例だと
思う。やっぱりニュースを見るときは、絶対観点で見るのではなく、
ひとつの意見として見ながら自分なりの考察をきちんと持つことが
大切だと思う。

P.S.
昨日注文したバッグ、先ほど配送されてきました。
夜11時の注文だったのに、ちゃんと翌日に配送されてくるあたり
アマゾンってすごいなと素直に感動してしまいました。

<今日の記録>
RUN:20km(今月35km 今年2200km)
体重:83.7kg 体脂肪率:21.0

<今日の食事>
朝:牛丼弁当
昼:トマトジュース
夜:から揚げ弁当+おにぎり


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