今日はサロマ湖ウルトラマラソンにチャレンジした。
その様子をレポートしたい。
(長文ですので、お時間のあるときにご覧ください。)
朝2時起床
なぜかスタート地点行きのバスが宿を午前3時発なので、
午前2時におきることになった。四万十ウルトラマラソンだと
レンタカーを借りて自分たちの都合で時間設定ができるので
もっと時間的に自由なのだが、今回はツアーでの参加なので、
僕がもっとも不得意な集団行動にあわせなければならない。。
(今回の旅ではいやというほどこの不便さを味わった。。。)
大浴場で身体を温めた後、食堂で軽い朝ご飯を食べた後、
レース用の服に着替えて、バス乗り場へ。
実は今回止まっているホテルはレースの55km地点のレスト
ステーションに指定されている場所である。ということは
ここからスタート地点までも同じ距離があるわけで、
(実際にはレースコースはかなり迂回しており、ホテルから
スタート地点までの最短距離は30kmほど)バスでも40分程度
かかる。眠いのに加えてバスはあまりすきではないので、
スタート前から疲れてしまった。。。
緯度の関係からか午前3時半くらいから、空が明るくなってくる。
北にいると実感できる数少ない瞬間である。
会場につくと大きな屋内センターみたいなところがあるのだが、
ついてびっくり。参加者3000人超のレースなのに、会場は
人影がまばら。。。
時計を見たらまだ3時40分。。。早すぎる。
「人いないやんか!!!!!」
しかもとても寒い。。。
「こんなに早く来て何をしろっていうんだ!」と怒りの声を心の中で叫ぶ。
文句を言っても仕方がないので、約1時間ほど会場の隅でひたすら
瞑想をしたのち、準備運動とトイレを済ませて、スタートラインへ。
スタート地点へ移動して記念撮影
午前5時スタート
いつものウルトラレースと同様、最後尾スタートを選択。
スタートの号砲が鳴ってから4分後位にスターティングポイントを
通過。
スタート地点通過時刻 5:03:39
周りの応援の皆さんにご挨拶をしながら、ゆっくりと身体を
馴らしていく。まわりに広大な北海道の高原が広がり
気持ちの良いジョギングタイムを楽しむ。
10km通過時刻 06:09:51 10kmラップタイム 1:06:12
池本さんと小林さんと会話を楽しみながらゆっくりと最後尾を走って
いたが、1km6分ペースに戻すべく、ちょっとペースをアップ。
15kmあたりで、折り返し地点から戻ってきたトップランナーと出会う。
ちなみに優勝者は100kmを6時間半程度で走ってしまう。
人間じゃない。。。
20km通過時刻 07:07:17 10kmラップタイム 0:57:26
※写真をとってから通過していますので、数秒誤差があります!
最初の折り返し地点である竜宮台へ向かう。
サロマ湖は2箇所海と繋がっていて、淡水と海水が混じっている汽水湖である。
30km通過時刻 08:07:54 10kmラップタイム 1:00:37
40km通過時刻 09:09:20 10kmラップタイム 1:01:26
※アイフォンの電源が突然切れて写真撮れず。。。。
このあたりからぐんぐん気温が上昇して、かなり体力を消耗する。
木陰を探したいのだが、湖畔の道はずっと日向でとにかく給水所で
こまめに水分を補給しながらひたすら前へ進む。
50km通過時刻 10:11:39 10kmラップタイム 1:02:19
今回のレースではいくつか絶景ポイントがあったが、そのうちのひとつがここ
おそらく52km地点だが、これまで湖の見えない丘陵地を走ってきたが、カーブ
を曲がって下り坂に入ったとたんに目の前にサロマ湖の風景が広がる。
サロマ湖ウルトラマラソンでは55km地点に大きなエイドステーションがある。
出発地点であらかじめ預けておいた荷物を受け取って、着替えをしたりするのだが、
今回は着替えをせず、後半におそらく体調が悪くなると考えていたので、
クエン酸やアミノバイタルをたくさん補給。
トレイルで使っているリュックを背負って、中に薬品やサロンパスなどを入れて
後半戦へ!
60km通過時刻 11:28:56 ラップタイム 1:17:17(15分の着替えタイム含む)
ここまでは何とか1km6分のペースを維持してきたが、
60kmを超えてから少しからだが重くなり、徐々にペースダウン。
70km通過時刻 12:43:16 ラップタイム 1:14:20
80km通過時刻 13:58:41 ラップタイム 1:15:25
ここからサロマ湖の反対側の岬であるワッカへ向けて往復のコース。
サロマ湖ウルトラで一番のハイライトである。
ワッカへ向けて走っている途中で、急に胸が痛くなり、
呼吸困難になったため、走るのをやめて85km地点のエイドで
15分ほど休憩。ちょっとだけリタイアの4文字が頭をよぎったが
ここまできてリタイアするのは悔しいし、残り全部歩いても十分
ゴールできるので、無理をせず、歩きとジョギングを繰り返して
ワッカの折り返しへ向かう。
90km通過時刻 15:25:02 ラップタイム 1:26:21
さっき通った道をひたすら戻り、ゴールへ向けてまっしぐら。
沿道に応援の人がどんどん増えてくる。
ウルトラレースで一番うれしい最高の瞬間だ。
だんだん歓声が大きくなってくる。
「おつかれさま!」「ナイスラン!」「お帰りなさい!」
暖かい地元の方の声援に包まれる。
最後のコーナーを曲がる手前で、途中で負傷してしまった池本さんが、
満面の笑顔で迎えてくれる!本当にうれしい!
サロマ湖ウルトラマラソン ゴール!
100kmゴール時刻 16:53:04
100kmグロスタイム 11時間53分4秒
100kmネットタイム 11時間49分25秒
退院してから2週間あまりで、無謀とも思えたレースでしたが、
終わってみれば、昨年の四万十ウルトラとほぼ同じタイムでした。
完走できたのは、皆さんの応援、ご支援に加えて、今回一緒に
走っていただいた、池本さん、小林さんというすばらしい仲間の
おかげだと思います。
池本さん、小林さん、そして応援していただいた皆様、
本当にありがとうございました!
今回のレースで一つ思いついたことがあります。
サロマ湖ウルトラマラソンでは、仮装して走っている人がほとんど
いないということ!
ということは、仮装して走ればめっちゃ目立つじゃん!
来年は今回参加できなかった、古茶さん、猪熊さんにも是非ご参加
いただいて、5人でゴレンジャースタイルで目立ちまくろうと気持ちを
新たにした3名でした。
僕は一体どこへ向かって走っているのだろう。。。
素朴な疑問がふと頭にわいたが、ま、いいか。
完走、おめでとう。
たいしたもんです。
その体でコンスタントに走りきれちゃうからすごい。
ここは記録を狙うコース、仮装がいないのもうなずけるし、四万十と違い
沿道に人いないんじゃない(張り合い半減か(笑))
しかし、だからこそのゴレンジャー 葛藤あるな~
しばし、ゆっくり体をやすめて、おんたけリベンジ目指してください。
(って、3週間しかないぞ)
いえいえ、まだまだダイエット不足です。
おんたけは14時間以内完走を目指し、来年の100マイルコースの
参加資格を取りにいきます!
始めまして、ゼッケンナンバーが一番若い同じくサロマを戦った『はっちゃんこと服部』です。
初めてアクセスさせていただきました。
ウルトラの完走の味は格別ですよね!!!
また、お邪魔します。
はっちゃんさま、
はじめまして。コメントありがとうございます!
はっちゃんさんもサロマ参戦者なんですね。
今年はあと、2週間後に予定されているおんたけウルトラ100KMと
四万十ウルトラへ参戦予定です。
もし重なっている大会があれば、是非会場でお会いしましょう!
四万十は私もエントリーしているのですが・・・
苦手の抽選結果次第なので。。。
当選したらお会い出来ると思います。
おんたけウルトラ100KM…
トレイルの100kは現在の私には考えられない未知の距離!
レポ楽しみにしております。
では、おんたけウルトラ100km頑張ってください。