お金の前に好きかどうか


世の中には様々なものに値段がついている。
値段は売りたい側の主張であって、オークションなどを
除いて買いたい側の意向はあまり反映されていない。
買う側は付けられている値札に対して、納得するか
どうかで購入を決定する。
(もちろん売る側も市場調査などで、一般てきな購買層の
購買価格帯をリサーチして値付けを行っているが。)

よく、値段を見てその価格で価値を判断した上で購入を
決定する消費者を目にする。
自分に見る目が無い場合、価格はその価値を判断する
有力な材料であるからだ。
値段が高いからいいものだろうという類推で購入意思
決定をする。
もちろん一般論としてこの仮説は成り立つのだが、
はじめに書いたとおり価格は売る側の論理で決定
されるものなので、100%価値があるものかどうかは
正直わからない。

また、人の価値観は様々であるから、ある人からみたら
割りに合わない買い物であっても、別の人からみると
非常に価値のある買い物であったりするから、良く分からない
ことが多い。

でも僕は、あまり値段で購入するかどうかを決定することは無い。
自分がほしいと思うかどうかが大切で、次に値段を見る。
自分のお財布の中身と相談して購入できるものであれば買うし、
雲の上のような金額であれば、将来の購入リストに回すだけだ。
こうした自分センサーを持つことってすごく大切だと思う。

そういえば今日、こんなニュースが流れてきた。

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 [シネマトゥデイ映画ニュース] 
外出するときの洋服もステージ衣装もド派手なことで知られる
レディー・ガガだが、その派手好きなせいで、コンサートツアーが
大赤字になっていたことをインタビューで明かした。

ガガは2009年から2年にわたって「モンスター・ボール」ツアーで
世界を周ってきたが、300万ドル(約2億4,600万円)の借金を
負うほどの赤字だったという。
英フィナンシャル・タイムズ紙のステーヴン・フライとの
インタビューでガガは、「コンサートツアーにすべてを投じて、
ツアー前半では実際に破綻状態だった。
でも、わたしはまったく知らなくて、関係者に電話をして
『なんでわたしにお金がないってみんな言ってるの? 
わたしはナンバー1シングルが5枚もあるのよ! 
ないわけないでしょ!』と聞いたら、『借金が300万ドルになってるよ』って
言われたの」と語った。

徹夜や雨の中で並ぶファンの存在を知ると泣くほど感動して
差し入れをするガガ。周囲は大変だろうが、金儲けよりも、
自分の好きなように、持っているイメージを具体化してファンを
喜ばせることが人気の理由かもしれない。

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ビジネスとしては論外だが、採算度外視で自分のポリシーを
貫くあたりが、さすがガガ!って感じだ。
(記事が本当であればの前提だが。)

お金はもちろん大切だが、お金に縛られて自分の感性や直感を
ゆがめてしまうのはもったいないことだと思う。

<今日の記録>
自転車:30km
体重:85.0kg 体脂肪率:21.0
カロリー:+2500-2500=0(累計:+3330)

<今日の食事>
朝:お弁当
昼:回転寿司
夜:パン


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