限界まで自分を追い込む


今日も朝から仕事尽くしの一日でした。

実は今年に入って厄年が抜けたこともあり、
とにかく自分の限界にチャレンジしてみようと
いうことで、毎日自分自身を徹底的に追い込んでいます。

今日、コンサル先の社長からも言われたのですが、
関わる事業を一つに絞って徹底的にやったらきっともっと
大きくなるのになぜ絞らないのってよく言われます。
クライアントには、よく一点集中突破の大切さを
伝えているにもかかわらず、自分が一番できていない
というジレンマに陥っています。

ただ、これはあまり理屈で説明できないのですが、
たくさんの仕事を同時並行で進めているからこそ
見えてくるものや新しい気づきがあります。
普通のやり方では到底仕事が追いつかないので、
絶えず工夫が必要になり、常に何かをしながら考え
続けなければなりません。疲労とストレスでたまに
押しつぶされそうにもなりますが、そこを超えた先に
見えるものがあります。

疲労やストレスは、少し寝ればリセットされます。
マラソンで100km走った後で、もうだめと思っても
翌日にはけろっとしているのと同じです。
(決して僕がテラMだからというわけではありません!)
自分を追い込んで、その当たり前の水準をどんどん
引き上げていくことで自分のポテンシャルが上がって
いきます。余裕を残しているうちはそれ以上の成長は
望めません。

僕の好きな手塚治虫さんは、人間業とは思えない量の仕事を
しながらすべての作品をハイクオリティな水準にまで仕上げました。
仕事の量を増やすと質が下がるなどといいますが、実際には
そんなことはなく、一流と呼ばれる人は必ず質と量を両立させて
います。

「忙しいこと」は、質を落としても良いという理由には
決してなりません。

アウトプットを出すスピードをトッププライオリティと考える
ケースがビジネスにおいてはよくあります。
明日100点の答えを作るよりも今日70点の答えを出して実行した方が
最終利益や顧客満足度が高くなるというケースなどです。
こうした場合は、クオリティ≒スピードということになります。
成果物だけを見て、100点よりも70点の方が低いからクオリティが
低いことにならないところに実は難しさがあります。
ビジネスにおいて時間軸を考えることと、時間バランスの中で
クオリティを評価することがとても大切なわけです。

求められているクオリティの本質を見抜きつつ、基準となるクオリティを
きちんとクリアしながら、全ての仕事を最短でやりぬく、そうした姿勢を
もち続けたいと思います。

※明日は13日の金曜日です。僕の大好きな組み合わせの日です。


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  1. 梅谷 より:

    服部さんの飽くなき探究心はいつも勉強になります!それと同時に自分自身の不甲斐なさを痛感します。。。僕もさら自分を追い込んでいきます。

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